なんで?陸上海水魚養殖なんて、やってんの? THE SPOKON.NET

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2001.11.26 スタート

前橋工科大学建設工学科の梅津です。
陸上海水魚飼育装置に至る長い道のりを
それはそれは、ながーく、語るコーナーです。
長ーいですよ。そのうち、図も入れますね。


序章

グッピーの過密飼育からスタートして、
糞から出る(体からもしみ出るらしい)アンモニアの生物処理による無害化を、
炭素繊維濾材に付着した膨大な微生物によってなされる様を
「ほほーう」、と実感し、
そのツケで溜まってゆく、
硝酸塩(NO3なるものの
驚異的な増加量に驚き、
水換えしますか、それともダッ窒しますか!」
の詰問に答えなければならなくなった、
そう、
そのとき、


2001.11.29

と、そのとき、「ここで水換えしたら、ずっと、カエル運命となろう・・・」と、思ったのです。
それは面倒くさいじゃないか。ああめんどくさい、めんどくさい。

ともかく、100mg/Lまで増加した、硝酸塩濃度を落とすべく、となりの尾崎大先生に聞いてみました。あのねー

「ダッ窒ってナニ?」

「汚泥がー、無酸素デー、臭くてー、水素がー、
通性けんき性菌デー・・・・」    忘れました。

ともかく、私が理解したこと、それは、

うっ、くるしー酸素くれー、と無酸素で困った微生物が、
苦し紛れに硝酸塩から酸素をとって、
これはいらねーと、窒素をガスにする。ああ、なんてステキ。」

ふーむ。
そこで、あれやこれやと考えながら、最初に1.5m高さの塔を5mm厚アクリル板3枚直結という、
恐るべきトウシロな工作で、作ったのです。

そこに、下水処理場から持ってきた活性汚泥を投与した、ああ、あの日は、忘れもしない、
今から4年前の、あれ?3年前かな?いや、4年前の、たしか、6月ぐらいだったなあ。
 

わすれてるじゃねえか。


全然だっちつしない。
うむむ、私の得意な流体力学に照らし合わせてみるとだな、
「これは、低層に、堆積した汚泥が、ちいとも動かずにだな、
見事な水道(みずみち)でだな、
入れた水がだな、
さっぱり汚泥と接触しないでだな、
上に、あがってるじゃねーか。」

まあ、別に流体力学に照らさなくても、だれでも、みりゃ解ることでした。

何しろそのころは、ようぞん酸素計なんぞ持っていないし、
水素供与体だって、長いこと、水素共用体だとばっかり、思っていたので、
なにやら、さっぱりでした。

ふーむ。へんだなー。うーむ。グッピーが死んでゆく・・・・あ、またしんだー。

いそげ、どーするどーする、というわけで、夜中ウチに帰る車の中で突然アイデアがわきまして
Uターンして、そしてとうとう、
梅津のダッ窒装置、第一号「今世紀最大の発明No1(ただし20世紀)スポコン脱窒塔」が
できたのです。

うあーい。

100mg/L あった150Lの飼育水。硝酸塩濃度は、1週間で35mg/Lまでおちました。

理論にぐんとたけた田中先生が、スーパーウルトラな専門用語を駆使して説明下さいました。
「自生菌と他生菌で、嫌気反応は、エサがいる」ああ、こんなことは、おっしゃらなかったのだが
なにせ私は専門外、すっかり忘れました。(ちっとはよまんかい)

ともかく、水素が必要なんだと、ダッチツには。いやデンキの移動がいるんだ!ナニ?デンキ?
まいいや。
ともかく、水素供与体らしい。炭素源と言う人もいた。ご存じの皆さんは、よくご存じ。

さて、水素供与体は「なに?それ」と聞いたところ、
「酒でも良いが、臭いのでやめろ(尾崎博士談)」

ほほう。
よしゃ、んじゃー、この賞味期限を1年経過した、
バドワイザーで、いこう!ぷしゅー
とやってみたり、
とにかく、そのダッ窒装置の前にあぐらを組んで、とにかく見ました。まさに
「わたしは見た!」
そのものでした。
 

私は、見たのです。

ふううううううううん。これが、脱窒素なのくあ。(o_o)

と。Phも7以上に戻りました。
グッピーは、元気になり、えらい勢いでエサを食いむさぼるようになったのです。
そして、グッピーは増え続け、
とうとう「グッピー2000」水槽(90cm水槽に2000匹)が誕生したのでした。

めでたしめでたし。

しかし、私は、満足できませんでした。
1.5mの塔なんて、汎用性なさすぎ。もっと、低くてコンパクトでなくっちゃ、
売れない!(おまえは売る気か?)

梅津はとうとう、工作人に変身する日がやってきました。
夜な夜な、「きーキー、きゅきゅきゅー」という怪しげな音が、新研究棟5Fにこだまする日々の始まりです。

電気ドリルも買いました。サンダーもかってみました。ジグソーも買え、という安斉親分の指摘で買ったけど
うるさくておっかなくて使ってない。

そして、制作したダッチツ塔は数個だけではアリません。
しかし、とうとう、その高さを60cmまで抑えた形のものも完成しました。効き目は十分。

しかし、その時、私はあることに気づいたのです。「これではダメだ。活性汚泥の能力を生かしきっていない。」
「そもそも、この装置は、流体で言えば拡散卓越の現象だ。」しかし、反応の良い流れ場は必ず



2001.11.30

そう、移流効果が重要である、てなわけです。
どうも観察していると、脱窒素の気泡が汚泥の中に充満して、
それが、すんなり、出てくりゃいいものを、中に入ったまんま、内部で脱水症状になってやがる。
かき回すと、気泡が抜けていい感じ。
でもそんなことしたら、酸素が入るし、「かき回しロボットBu1号o_o」
を作らなければいけなくなる。

こりゃいかん。んで、

次に登場したのは、炭素繊維マット挟み込み、内部はきっと嫌気状態、シミ通しだっちつ装置でした。

しっかり挟んだ炭素繊維マットの内部に、生きのいい活性汚泥を充填させ、ゆっくりと水を通す。
すると、ああ不思議。やっぱりこれも、硝酸塩が減りました。しかも、28mg/Lから一晩で1mg/Lに。

しかし、これも、長続きはしません。
生き物を飼う装置は、時として、下水処理装置よりも厳しい。
なにしろ、途中でやめられない。その装置が良いか悪いかは、
学者が判断してくれなくとも、生き物が判断してしまいます。

ふーむ、マット挟み込みは、なんで、長続きしないのかなあ。と、使用したマットを取り出して、
内部を見てみました。すると、



2001.12.02

ははあ、汚泥が、ころりんと、丸く凝集しておるな。まさに、いかん。これは。
つまりですね。
微生物塊なんてのは、脱水すれば極わずかのカスの塊なんですよね。
「すごい濃いねー」と、ふわっとした状態で、見ていても、乾燥してしまえば、ほんのチョイです。

例えば、10,000mg/L の MLSS です、っていえば、その汚泥濃度は
「でろでろ、でろりん」です。かき回すのにも、けっこう力が必要になります。

公共の下水処理場では、「標準活性汚泥法」というありがたい方法で、処理していますが
その活性汚泥濃度は、1,500mg/Lから3,000mg/Lぐらいらしいので、1万mg/Lといえば
「こりゃ例外の、とんでもない濃度」ってわけです。 
でも、その正体は、1リットルの水をカラカラに乾燥させたとき10gの固形分が残るざんす、
という程度なんです。

濃度の濃い汚泥は、脱窒素を行うに、利点がある!。
んまず、
溶存酸素を落とす力がある。
それから、
脱窒素を行う「なんたら」菌、微生物が確率的に、いっぱいいるので、単位体積あたりで
処理効率をあげるには、こりゃ、濃い方がいいだろう。
そんなわけで、
やたらと、濃い濃度の汚泥を使用したわけですが、固まってしまっては全然だめね。

ふわああっと、浮いた状態で、緩やかで、酸素の入り込まない、流れ場を作る。
それさえできれば、材料・濾材なんぞ、ぬあんにも、必要なくなる。
そんな風に、思って、月日を過ごしていったものです。

そして、とうとう、20世紀終演をかざる、それは見事なダッチツ装置が完成したのです。

拡散卓越から移流卓越へ!
微生物塊の空隙に、常にフレッシュな処理水を混入!
そして、汚泥と水が混合された状態から、再び、水だけを取り出すもの!
そんな装置が完成し、高さは90cm水槽と同じ45cm、容積わずかに8L。
硝酸塩は、10mg/L以下と、これはもう、「あ、きのう水換えしましたね。」状態。

そして、その装置の完成は、「観賞魚水槽」から、「養殖」へ、研究の目標が移りゆく
きっかけとなったのでした。



序章の終わり

2001.12.4 新章突入!
どれ、タイトルだけでも、並べてみるか。

つまり、「目次」だね。

第1章 みんな!さかなが食えなくなるそー
 

「海は汚染されている」

「今世界では:オーストラリアの水事情」

「ネパールはカトマンズの「恐るべき」水事情」

「おい、宴会のエビはなっ!」

「そしてたれ流し」

「ああ、悲しき、塩止め堤防の悔」


第2章 金もエネルギーもある日本企業が開発する養殖装置

「アンモニアが処理できれば魚が飼えるとか」

「海の近くでの養殖場をまねまねするとか」

第3章 「世間の装置」シャッキンしてでも殺菌したいっ!!

第4章 「儲かる装置」が「正しい装置」

第5章 水質だけが問題じゃない



2001.12.05 というわけで、どっから、書こうかなあ・・・・・うーん。やっぱり、第1章からかなあ。

第1章 みんな!さかなが食えなくなるそー

「海は汚染されている」

という話からです。そんなの、しってらー。そう。私が小学6年生の時、卒業文集で書いたものは

「うみやかわがおせんされているのでこうがいもんだいをかいけつするかがくしゃになりたい」

ずいぶん昔のことでした。10年くらい前かな?いやいや、正確には、えーと、**から@@をひいてー
あ、28年も前のことです。(2001現在)

そのころ、
高度経済成長のまっただ中、日本中の川や港湾・近海は、べらぼうな濃度の工業廃水によって
「めちゃくちゃ」な状態となりました。

その後、さすがに改心して、
日本のウルトラ得意技「規制」によって、儲け主義を維持しつつも、なんとか改善され、
隅田川から臭いが消え、透視度が回復しました。
元からいた、実はどこでも住める鯉もその姿が目視できるようになり、それなりになりました。

そして、
ここ10年、バブルが終わって、気の抜け状態のなかで、新産業の創出であるとか景気回復であるとかの
キャッチフレーズと共に、「環境問題」が、べらぼうにクローズアップされてきたわけです。

とちゅう、「IT革命」なんてのもありましたが、どうやら終わったようです。

どんな大企業も「環境部門」をもち、「ウチじゃーそれに取り組んでますっ」と強くアピールするところに
気持ちの良い存在感を見いだしたものです。

さて、海の魚を飼ってる所に行ってみましょう。

そりゃ、海です。例えば、諫早にもいってみました。
特に九州沿岸域は、とっても良い魚介類の環境です。
そこでは養殖業が、とっても、盛ん。

暖かい水デー、水深が浅くてー、流れが穏やかデー。数十年前、いやもっと昔から、
この地では、湾内の生け簀でハマチや鯛、などなどの魚介類の養殖が行われてきました。

生け簀って、どんなのかね?ちょっと想像してみましょう。

うーんと、波の穏やかな閉鎖湾内でね、
まあるく、アミでかこってー。
採取する際には、取りやすいように、しないとね。海底まではアミはいかないなー。とちゅうまでだな。
水面は、浮きで、かこむんだよね。
んでー、アミで囲って、魚が逃げないよーにしてー、

いっぱい、いっぱい、魚を入れるんだよー。
だって、いっぱい飼わないと、「儲からないじゃないか。」これは大事なことです。

いっぱい飼ってね、早く大きくなってもらうの。「やっぱり世の中、効率性が大事だからね!」

そのためにはねー、「いっぱい、エサを、やらなきゃねー」
腹減ってるやつがいると、かわいそうだし、一度に、どざー、とやっちゃえー。おー食うねー。

そんなに、エサをやったら、水が悪くならないの?

大丈夫だよ、ここは海の中なんだから。こおおおおんなに、広いのに、水なんて悪くなるわけ
ないじゃんかー。

でもお、アミのなかで、密集して飼うんでショー。病気にならないのー?

うーん、それは、ちょっと心配だなー、水揚げが落ちると、ャッキン返せないシー・・・・
よおおおし、ちょっと****でも入れるかな。

そんなことが、あったかないかは、  さておき。(証拠見せろ、とか言わないでね)

陸のそばとはいえ、海上生け簀では、さすがに世話は面倒です。
エサは、できるだけ一気に、投与する方が、楽ですね。
最近では、浮くエサを与えるようにしているそうですが、当初は沈むエサを与えていました。
沈むエサの方が、なんたって重いくらいだから、でかくするには効率がいいしね。

すると

その海の底は、どうなっていったでしょうか。

今年もあの場所、この場所で。
生け簀を広げて、エサばっぱ。
大丈夫、海は広いな大きいな。

数年経過したそのころ、海の底では、溜まっていたのです。つもっていました。堆積していたのです。
 

うんこえさかす3m!

とかね。冗談でしょ。
        冗談では、ありません。

ダイバーも、おびえる世界が海の底のそこに、あったのです。



2001.12.08

低層に堆積した糞やエサカス。その膨大な量も、当初は見たことも聞いたこともなかったわけですから、

「まあ、他の生物が食ってくれるだろう。なんか、変なエビとかゴカイとかさー。それが
食物連鎖、っていうもんだよねー、海には、いろいろ、住んでるからねー。
大丈夫だよ。」

現実はどうでしょうか。
私がSTCと共同で開発中の「陸上海水魚飼育装置」で、その正体をかいま見ました。

ヒラメも大きくなって、さすがにうんこがじゃまになってきました。濾材が目詰まりし出してきてます。
そこで、透明アクリルで作った、糞の沈殿槽。うんちが、はらはら、堆積して、いい感じ。
「おー、いーねー」 これで、好気処理装置はラクになるぞよ・・ と思ったものです。

たまるたまる。と1週間。沈殿槽の底に溜まった、数センチのウンチカスを見ていると状況が変わってきました。
しろく、濁ってらー」ウンチの上5cmほどの層が、白濁りです。

水質検査、してみませう。内田さんが、「うわーっ、くせーくせー」と言いながら、その低層のウンチ水を
取り出したものです。

アンモニア濃度が200mg/Lですう」 ぎょぎょ。冷静に考えれば「そらそうだわ」なんですが、
時として、風の噂で聞こえて来るには、「魚糞堆積物を利用してゴカイを飼う」などという、すばらしい
アイデアをお持ちの方がたくさんいます。わたしも、現在でもその一人。
しかし、これを直接やるってのは、そりゃ、とんでもないゴカイです。

海と、水槽ジャー違うよう。 いえ、違いません。3mもの堆積したウンチが周辺に及ぼす影響は、
そりゃ壮大なものです。その深部では、おそらく気化したアンモニアが気体となってプクプクと
他のメタンや硫化水素と共に、少々は出てきますが、より多くの窒素化合物は、べらぼうな濃度で
その周囲に、アンモニアを拡散させるのです。

この海底には、生物層も食物連鎖も、あまりにも希薄でした。
その収束方向は、「無生物」。

沿岸域、そこに投与された、様々な廃棄物。工業排水、生活排水、そればかりではありません。
誰も見てない雨の日は、こっそり○○排水大量投棄絶交のチャーンス!。
そりゃもう、ものすごい濃縮された○○排水を、一気一気です。
(あ、これは、「証拠持ち」です。)

そしてとどめ!。生け簀下では雪のように降り積もるうんち。

我々の生活水準を向上させた様々なツケは、
いま、海の底にしっかり、借金され、大きなツケが溜まっています。

あれ?まるで、銀行の不良債権みたいだねー。
そうです。全く同じ。20世紀の高度経済成長は、実質的な技術産業から、
「ものを右から左にわたす」取引産業に移って、んで中身が無くなってー。パンっっと来て、
21世紀になりました。

21世紀前半は、まさに「ツケ払い」。

沿岸域では、海藻が消えてゆきました。「磯焼け」です。

海でも川でも湖でも沼でも池でも、陸との境目環境は、生物繁殖にとって、
あまりにも重要な場所ですね。その部分に必要なものは、
動物・植物、全ての生物層の「気持ちにいい食物連鎖」の場となることです。しかし、

ツケは、出てきました。10数年前から少しずつ。そして、これからの数年間では突然、
「かなりやばい」状況となるかもしれません。

東南アジアの産業の一つ「エビの養殖」。
日本人のために、破壊していったものは、森林だけではありません。実は、沿岸域で
行われているエビの養殖は、早期大量に育てるために、一気に汚染を拡大させ、
「その場がダメなら次の場所大会」
それを実施し続けたと言われています。

そして、ここ数年、「だんだん、とれなくなってきたー」状態がボチボチ、出てきました。

我々が、これからも、宴会で、魚介類を、食い散らかす贅沢な(いや、普通の、かな?)
生活をし続けるためには、一挙一動の環境汚染にたいするツケを、
たまるうちに解決する方法を見いだし、はやくはやく実施しなければならないと、思いました。


諫早の塩止め堤防。数百年、数千年、数万年、かけて、形成された潟は、
あのとき、一気に死滅しました。

干潟の構造は、表面だけではなく、深さ数メートルに及ぶ細粒な潟土で構成されています。

6mに及ぶ干潮と満潮の高低差は、その潟内部に酸素を供給し、内部に生息する様々な
生物にエネルギーを与えていました。

潟の中にはなにが住んでいたでしょうか。わたしは、全身泥だらけになって
その中に生きるものを見ました。

「潟を、ちょっと取り出して、洗って残るもの」ほぼ同じ量のゴカイでした。
それはもう、
潟の中に住んでいる、という感じではなく、ゴカイのまわりに潟がある、そんな感じです。

臭いの全くしない潟土、その中に含まれるものは  「有機物」  では、ありませんでした。
「生物」  でした。

有明海の濾過装置。膨大な生物が食物連鎖を繰り返すことによってなされた
生物化学濾過装置。有明の1/10を閉めていた濾過装置でした。

その存在は、今はありません。

水門あけたって、もう、もどりません。一体何百年かかることでしょう。
何千年もかけて、自然界が作り上げて、きたものが。

そして、そのつけが、3年後に、でたのです。のりにね。
熱帯魚飼ってるひとが、濾過装置のポンプが故障した状況を思い浮かべましょう。
直ぐには、死にません。
だんだん、だんあんだん、じょじょじ、じょじょじょ、徐々に、悪化して。


銀行は倒産しても、踏み倒せます。
海が、自然環境が倒産して、踏み倒せるものは、一体なんでしょうか。

海と隣接しない群馬県前橋市。
太平洋も日本海も、平野をわたり山を越え2時間かかって海に到着。

その環境下で。陸の上で、海水魚介類の養殖を行うと言うことは、
「糞も捨てない、水も換えない、完全循環型を目指せ!」 
これを要求されることになります。捨てるところがねえんだよ。

そして、その事業化を目指さなければなりません。

それで、儲けることができる、ビジネスにできる、雇用が増える、
その実現に、向かっています。



あ、なんか、話が終わったみたい。
 



2001.12.11

堅い話は、これまでとして、
                      (かたかったか?)

本日は、うんちのお話。
いやー、最初、昨年の1月に10cmのヒラメの稚魚を見たときは、小さかった。
もー、めんこいの、めんこくないの。めんこいめんこい、でした。

エサをなかなか、くいませんでね。1匹だけ、砂敷いて飼っていたら、ある日おらん。
50cm離れた床に、「カラカラ」になって、成仏してしまいました。とほほ。

それで、今度は10匹、砂砂水槽(秘密)で飼育を始めたわけです。

ほー、ひらめは、ひれを、こー、使って、砂をかけるのかあ・・・としみじみ眺め、
だんだん、エサを食べるようになってきました。

そのころは、糞もなんとなく、ぷりっ、って感じだったんだなあ。まあ、でかくても1cmぐらいでね。

そうこうしているうちに、「屋上緑化」だの「洗濯排水」だの、「三角池の鯉取り大会」だの
「蛍の商品化だの」「池水浄化装置」だの、と仕事に追われ、「ひらめってナニ?」状態まで
格下げされて・・・、自動エサやり装置でぱらぱら、と飼って過ごして時が経過して・・・・

また、私は見てしましました。見たのです。そう、あれは忘れもしない、

夏の!そう、あの日のことでした。   あの日です。                                  (やっぱり、忘れてる。)

蛍小屋の中で、しみじみと、20cmぐらいになったヒラメを見物しておりました。「でかくなったな・・・・」

すると!ヒラメのエラの脇から、なんと、

驚いたことに!!



2001.12.16

さいしょに、エラの下のほうから、すこーし、なんか、茶色い液体がにじみ出てきてー。
ヒラメはふんばると!(いうように少し観察される。)

ぐにゅにゅにゅにゅーーーーーーーと、
出てくるのです。

とぐろ巻いて。
 


こんな、感じ
そのようなわけで、想像を絶する、んち、でした。
これか、これが出てくるのか。どうりで、食うと思ったよ。とほほほ・・・・・・・

そう、この日から、壮大な排泄物との戦いが、始まったのでした。



ああ、年が明けてしまった。今日は2002年1月5日。皆さん本年もよろしく。(皆さんて、誰?)

まさか、こんなに巨大な糞を、バスバスされるとは、思ってもいなかったわけです。

よく、アンモニアがどうこういいますが、月日の経過した濾過装置は、大抵、ニトロバクターやらソモナス
やらの、なんか微生物が住み着いて、だいたい何でも、OKなもんです。好気処理装置というのが
酸素を食いながら有機物やアンモニアを分解する微生物を飼っている装置ですが、
これを、通常は濾過装置と言うわけです。それが機能するこつは、たった一つ「通水性が良いこと」

ウレタンマットでも、活性炭でも、びんちょー炭が死ぬほど好きな人はそのスミでも、
なんか、飲み物のからを使いたい人は、それ使って、プラスチックのがらがいいと思ったらそれでいいし、
天下の大発明の、なんか素材を発見したら、それを誇らしげに使って下さい。

とにかく。水通しが良ければ、効きます。効かなくなるのは、糞の目詰まりで、水道(みずみち)ができて
濾材が通水性を失った時、なのです。

糞をどう始末するか。この問題に直面する事になりました。



2002.01.08 明日からアメリカだってのに。おーあめーりかー。じゃばだばー。
飛行機は長いし、モクはすえねーし、くいもんは大味だし、ラスベガズだってことは、500ドルはもってかれるなあ。

ヒラメの前にメジナを飼っておりました。1999年の卒研生に、やたらと釣り好きがいて、つっては飼い、釣っては
飼いだったのですが、カワハギもつれましたので、カワハギもかってました。

メジナの健康なウンチはころっと、丸くて、直ぐ沈むのでよろしい。しかし、
カワハギは、いかん。
実に、けしからんのです。

それは、なんと、カワハギのうんちは、恐ろしいことにとんでもなく、
まさに。

なんというか、
予想だもせず、
 

おっと、時間だ。飛行機がでちゃう。
今日はこれまで。

このページは、これまで。katari2003に続く