【秘伝!グッピーの増やし方 第12回】(08.09.16)


淡水の貝。よく知られているのはタニシですね。

そして源氏ホタルを飼育している人には、ぉう、なんぼでも持ってこい、の カワニナ。

この2種は日本中の淡水域に棲息してました。今では水環境評価に欠かせない水中生物です。

淡水域でも海水域でも、そして陸域でも、貝類の存在は 地味だけどその数はけっこう派手にバリバリ。

生物循環の中で、重要な食物連鎖の一員を担っています。



「な、なんか、今日の始まりは、いつもと違うでゲス。 

オヤブン・・・・なんかワリィもんでも食っちまんたんでゲスか?」

「無理せず出すでゲス・・・はぃロッパー・・・はぃ・・・ロッパー・・・」

ダイジョブです。ちゃんとマジです。 (マジ?)



グッピー成魚を400匹も 60cm水槽で飼育しようとする

この秘伝な物語も 立ち上げから3ヶ月経過した今・・・・

「あのあの・・・、9/5からなんで、まだ、12日目なんですけど・・・」 ( ←黙っとレ〜-ィ)

とうとう、水槽の中で、禁じられたアノ生物が、頭角を現してしまいました。

一体どっから入っちゃったんでしょうねェ。
 

「どっからじゃないですよ。どっからもこっからもそっからもくるわけないじゃないですか。

みずくさですよ。ウィローモスとリシアにぃ、くっついて たんですぅ・・・ぅぅぅぅ ぅぅ」


どれどれ・・・しばらくぶりに観察するかのぅ・・・・

「ぅぅぅ・・・・サカマキ サカマキの稚貝に サカマキの卵に・・・サカマキ死骸のカラに殻・・・・なんですぅ。トホホ」

ほー・・・・こりゃにぎやかに成ったのぅ。

一月前の若魚も、もはや見事な成魚じゃ。

おー追っかけとる追っかけとる・・・成魚は20匹ぐらい いるようじゃのー。

そして、若魚に稚魚で、・・・・ぅむ!全部で100匹はいるとフンだっ。

水面リシアの陰に稚魚。ウィローモスの周囲に若魚・・・おぅ炭素繊維を突っつく若魚じゃ。

おー・・・あの奥の炭素繊維黒毛群の下のほうで・・・ホバリングしておる腹のでっぷりメスは・・・・

リーチじゃな。・・・

まさに、出産前の合図 【秘伝!メスこっちを見ている目が合った】 じゃのぅ。

 「うむわょ」てな顔をしておる・・・。
 

そして・・・・んむっ。生まれたてが珊瑚石に隠れておる!・・・成魚がねらっとるのぅ・・・

おぅ、動いた・・・ぴゅーん ぴゅーん おぅ逃げろ逃げろ あぅっ・・・食われちまったか・・・と。

見事なグッピー過密水槽じゃ!! んむっ。合格じゃ!
 

ほんじゃーワシはパチンコじゃ〜・・・・
 

「ダメですっ。このサカマキ害を 何とかして下さいっ。」

んむ〜・・・よーく見ると、実に 上手くいっておる。お前さんは天サイじゃ。

「そ、そぅですかね・・・。(うしし、ポリポリ)

エサもちゃんと、ジョリジョリもつまんでも ぽろぽろ やっておるようじゃし。

水も、それなりに、2度ほど換えたようじゃな。

色がついて見にくくなったら換えることにしました。大体1ヶ月サイクルで水槽の半分以上です。」

んむ。それで硝酸塩は50mg/L以下をキープしていくじゃろう。今のところは、なんとかじゃが。
 

「水換えると気持ちいいけど、やっぱり大変です。

風呂汲みポンプに網つけて吸ってるんですけど、

浅くなると稚魚が食われそうだし・・・稚魚が珊瑚石の中に入ってしまうし・・・

ウィρーモスもリシアも、形が崩れるし・・・

水入れると思いっきり濁るけど、オヤブンの言いつけで、そゆ泥ゴミは取らないようにして・・・。

とにかく、水換えると 水環境が がらっと変わる感じです。

稚魚が一匹、死んでるときもあったです。
 

少量をだけ入れ換えても 透視度なんて上がんない気がするし。

そんなにまめな水換えは面倒で、換えようかな・・・って思ってから、

はっと気付くと2週間は経ってる・・・・。

水換えって、びっちょびっちょになるしぃ。

グッピー増えたので、餌の量もかなり多くなってきました。

汚れてくるのがホントに速いんです。

水換えしないでいい方法って、ないんですか?」
 

ふむー、とうとう沸きに湧いた、サカマキガイが、いやーァ たっくさんいるのぅ。すごいのぅ!

「水換えないでいい方法って、ないんですか?」
 

じゃが確かに、サカマキは景観にはよくないのぅ。まぁ気になるんであれば、コノサイ潰してしまえ。

ちと根気がいるがのぅ。

「・・・水換えないでいい方法はァ?」
 

ワシャ、サカマキは大事に、同じように飼っておる。何しろヘイケホタルのエサじゃからナァ・・・・
 

「ぉぃ!

 水 換 え な い で  い い 方 法

教えてってば!! 」

キーン・・・・・


(耳ホジホジ・・・) ふむ。水換えをしないで済む、という方法か・・・・あるといえば、あるんだが・・・・・

「ぅっほ〜ぅ!待ってましたぁ!

 はやくはやく・・・・もーかなりついて来たでしょ。かえよかと思ってたところなんですょ」

今日は、貝の話なんじゃがのぅ・・・。こりゃ結構、秘伝な話題なんじゃが・・・・

「ぅー。んじゃ、ぱっぱっと、やって。ぱっぱっと。 オチ入れなくていいから もぅ。」

ょ、ょし、オチはイランのじゃな。

ナニ、オチが要らない?・・・・・そりゃちとさびしいのぅ。

よし、端的にいこうぞ。

【秘伝 サカマキ貝は害じゃない】

熱帯魚水槽に棲みついてしまったサカマキガイですが、基本的には魚介類に迷惑はかけません。

この貝の増殖と減退は、水槽内部の有機物濃度を現すバロメーターとなります。

適切なエサを適量に与えることによって、水槽内部を常に貧栄養状態にすれば、

サカマキガイはそれほど増えてはいかず、場合によっては絶滅します。

餌の与えすぎや、死骸の排除を怠たっても、サカマキガイは その掃除人として大活躍。

水中に発生する死骸や餌カスという、大きく複雑な分子構造の有機物を、サカマキガイは

中間捕食者としてそれらの分解を早め、短期に生じる水質悪化の時間を緩かにし、

サカマキの排泄物は微生物処理に受け渡しているのです。

このように、オチの無い文章を書くのは久しぶりなわけです。


ハーハーハー・・・・オワリじゃ。手がくたびれたワイ。ほんとはオチが3つぐらいあったんじゃがのぅ・・・

「でも、見栄えが悪くて・・・どーせ貝が要るんなら、サカマキじゃないのを入れたいなぁ。」

よし、じゃ、カワニナを入れよう。ホレ・・・・ぽろぽろ・・・20コ入れたぞ。

「わーぃ。秘伝とんがりカワニナだぁ。これは結構、いいですね。もぞ、もぞ、って感じで。気持ち悪く無し。」

カワニナが長生きする水槽は合格じゃ。はたして この水槽はどうかのぅ。

まぁ サカマキもそう悪くはないぞ。一緒に飼っておけェ。

「タニシは?タニシも入れてょ。」

たっ、タニシは・・・・上級者コースじゃ。あれは長生きせんぞ。水槽では。

死ぬと殻がやけにでかい。中身が腐って浮いてくる。それを取って匂いをかぐと昇天する。

タニシは蛍の餌なんで、お前さんにはヤレン。

「ケチ」



【秘伝 カワニナタニシの投与 超御注意 で一言 】

その辺の田圃や小川から取ってくると、ヒルが付いている場合があります。

シマイシビルならまだしも、ヒラタビルが付いていると

アナタの水槽は、見事な ウォエップ ワールド に変身。

御注意下さい


「え!オワリ?? だめじゃぁ オヤブーン、水換えなくていい方法のハナシだよー・・ょぅょぅょぅょぅ・・

滑ツ境技術研究所
前橋工科大学梅津研究室

 
Editor (oo)Tsuyoshi UMETSU Ph.D.
Associate Professor 
Maebashi IInstitute of Technoloy