【秘伝!グッピーの増やし方 第2回】(08.09.06)


どうですか水槽の調子は?3日たったけど。

「へ? 始めたの昨日だよ。」

しー。 3日経ったことに するのじゃ。



べらぼうな密度で、グッピーを水槽に存在させてみたい。”

”そして、どーんとエサを投与し、がばーとグッピーが集まり、
しっちゃかめっちゃかに、エサを取り合う姿が見たい。"

そんな変わった目標を持って、【秘伝グッピーの増やし方】なる
いかがわしい話が始まっています。

第一回目は水槽の準備と立ち上げ時の餌について、見事な秘伝が披露されたようです。


で?

「うん、毎日ちゃんと、餌のコナミーをやってるよ。朝と夜の2回。

まだ一匹も死んでないし。なんか元気になってきた気がする。

でも・・・・」

ぉ、なにか、心配事が おアリですね。

「ぅん・・・・。なんか、水が濁ってきたんですよ。ホラ・・・。」

どれどれ。

あー。これね。これは・・・心配要りません。水は濁っていませんよ。

「ェ?なに言ってんの!濁ってるじゃん。ほらぁ。にごって・・・

あ、手つっこんで、何するの!!ゃやめれ・・」

ごしごし・・・・ごしごし・・・・

ゴシ コシ コ シ コ

シコシコ・・・シコ シコ・・・

ほらね(oo)

「あー。と、透明になったぁ。・・・そうか・・ガラス表面が汚れていただけなのか。」


なかなかうまい具合にいってますね。ちゃんとガラス表面に白いのが付いたし。

「ぇ、これついて いい物なんですか?

なんか、剥してくれたので表面きれいになったけど・・・。

う。

そのかわり

剥がされた 白いふわふわが 水槽中を舞ってますぅ。

なんか ティッシュ ぼろぼろにしたみたいなやつがぁ・・・」

いい、いい。ダイジョブ、だいじょぶ。

ほら、上層濾過装置に水を汲み上げているストレーナから徐々に吸われていっているでしょう。

「お。ほんとだ。吸われ行くゥ。そっか、上層濾過ってゴミを取ってくれるんだね。

ょーし。 もっと吸えー もっと吸えー。」


「や〜。30分したら、バッチリ透明になりました。

白フワゴミも みんな吸われて 全部上層で濾過された。

よかった。よかった。いや気付きませんでしたよ。

まさか表面だけ雲っていたんだとは・・・・。

さ、じゃぁメンテだ。 腕まくってぇ!

どれどれ・・」

あ、なにしとる!イカンイカン、上層濾過装置を洗おうとしておるな!

だめじゃ。さわっちゃダメ。

「へ?だって、あんなに、たくさんの白いフワフワを吸ってくれたんだよ。

濾過装置の なんか白いスポンジみたいなのが きっと汚れてるはず。

ここはボクの出番です。洗わなきゃ。早く・・・・」

だめだっては、それは洗ってなりませんぬ。
まだたったの3日しかたっていない。

「えー。詰まっちゃうよ。目詰まりは良くないことなんでしょう。」

ダイジョブ。まだ詰まらない。まだまだ、詰まらない。

「そっか・・・・洗いたかったなぁ。」



【そこで一言】

今日の秘伝はなんですか?



ひ、秘伝か・・・秘伝て、そんなにあったかなぁ?

まぁ話を進めながら
思い浮かんだら、それを秘伝扱いにしょう。

【解説】
水槽表面にふわふわなんて付きだしたら、普通は見事な餌のやり過ぎです。
そんなの着く前に逝ってます。

お気づきのとおり、この白いふわふわも微生物。

有機物がとっても大好きな微生物です。

「名前はなんていうの?」  知らない。糸状菌やズングレアの仲間でしょ。  「ケッ」

この微生物が最初の優先種。こっからがスタートです。

60cm水槽で成魚400匹を生存させ、エサがばがばやる環境にするためには、

実は、想像を絶する量の微生物を存在させなければなりません。

「想像をゼッする・・・・想像できないほど多量ってことですか。」

そうです。

ですから、水槽に発生した微生物はとっても大事。大切なものです。貴重な財産です。
命をかけて守りたい。

「大げさだな。」



「あ、あのー。ちょっと聞きたいんですけどね。」

はぃ?

「もしかして・・・・この、いま、透明で10匹グッピーが優雅に泳いでいる水槽って・・・

結局、

こうなっちゃうんですか?」

ェ?ぁ、ぃや・・・そ、それは・・・・

それほどには・・・ならなくても、しなくても大丈夫だと、思います。

「ほんと?」

大丈夫です。そこまでの水槽にはしません。そこまでには。そこまでには・・・

「ほんとかなぁ・・・」



「なんか、心配だけど・・・まぁいいや。エサやろーっと。

ほれ。ぽろぽろ・・・ほれ ぽろ ぽろ・・・・ほれ ぽろ ぽろ・・・・ほれ ぽろ ぽろ・・・・

うーん。

あのですね。」

はい。

「極少量づつ、エサをやっていると、なんか、いっつまでも いっつまでも、

食べるような気がするんですが。」

そうですよ。

「え?」

いつまでも食べます。それがメダカ種です。

「そうなの?じゃ、ずーっと餌やってたら、ずーっと食い続けるの?」

食い続けます。ウンコしながら食い続けます。コナミならウンコも ちゃんと白いウンコです。

普通のエサなら水質が悪化して 気分が悪くなって がおる(訳:具合が悪くなる) まで食い続けます。

本当に腹がパンパンになるまで、食い続けます。

朝昼夜関係なし、です。

「じゃ、ボクは、ずーっとここで、コナミをつまんで、ぽろぽろやって、

エサをやり続けなければ、いけないんですか?」

おぅ!すばらしい!!その通りです。よくぞ 気付いてくれました。

それ、秘伝にしましょう!

ぃやよかった。今日の秘伝が出来ましたよ。



秘伝】

グッピーのえさやりは、日100回を目標に。

こまめに 地味に すこしづつ


「そんな秘伝聞いたこと無い。不可能じゃん、そんなこと。」

なーに言ってんですか。聞いたこと無いのが秘伝ですよ。

まぁでも、そうです。そうなんですよね。不可能なんです。そこが難しいところ。

そうだ。雇ってみてはいかがですか。バイトを。

「えさやりのですか?60cm水槽にグッピー10匹しかいない水槽の 餌やりの ためにですか?」

ダメですか。

ぁぁ、お金持ちだったら。アナタがもっとお金持ちだったら うまくいくのに。

「カネもちでもそんなバイトやとわねーよ。」

で、でも、折角の秘伝です。実施しなければ。なんか良い方法はありませんかね?

「ボクに聞いて どうするんです。」



【そこでもう一言】

自動に餌やる装置があったなら。

極少量で ポロポロと。

5分おきとか 10分おきに。


【そして超!秘伝】

えさが、水槽から産み出てくればいいんだよね。
 

「え?なにそれ?」



明日につづく。

【次回予告】
交尾を尾行しろ!

株式会社環境技術研究所
前橋工科大学梅津研究室

Editor (oo)Tsuyoshi UMETSU Ph.D.
Associate Professor 
Maebashi IInstitute of Technoloy