【海水魚陸上養殖】ヒラメトラフグオコゼキス(08.08.29)


「そういえば、そんなこともしていましたね。」

はぃ。久しぶりに海水魚陸上養殖の風景をご紹介いたします。

1998年に開設し、今や700MBに膨らみ、様々なコンテンツがゴミのように埋れる
梅津研究室と環境技術研究所のホームページ軍団
spokon.net

その一番人気のページは、
とうの昔に修了し今は東北にいるらしいアベヤスの

【ウーパーズネスト】

衝撃的な写真が満載で、ダントツのアクセス数。
今でも訪れる人が後を絶ちません。

「ぅーん。すごいページだった・・・わかる気がする。で?2番は?」

2番人気は、
とうの昔に修了し今は東北にいるらしいアベヤスの

【ゆ貝な仲間たち】

「へ?またアベヤスさんですか・・・。あーわかりやすいもんねぇ。これは。」

3番目は、
とうの昔に修了し今は東北にいるらしいアベヤスの

【用語「貝」説】

ではないかと、思われる。

「ぉぃ。  アベヤスさんだらけじゃないか。指導教員のページは無いのか!」

で、
多分、4番目ぐらいじゃないかなぁ、と思われるサイトにやっと私の、

【地域コンソーシアム 炭素繊維と水圏浄化技術】

【水処理・生物飼育における炭素繊維の活用の実施例】
とが
登場します。

「ふー、なんとか体裁を保ったの」


そして
その次に、実にうっかり人目に触れてしまうサイトが、

ここから始まり、

ヒラメな語り

を経由して

ふぐ日記シリーズ

を乗り越え

大発明大綴

をだらだら進み、とうとう

このEEL NEWSサイトまでたどり着く、
長い長い、ヒラメトラフグとの格闘物語ではないかと、
アクセス解析を見て、感じております。

「そんなの、全部読むやついるの?」

やつとはなんですか。いますよ。いらっしゃいます。
ごくたまーに、年に一人か、2年にひとりぐらい・・・・



それでは、ご紹介しましょう。
2008年8月現在の環境技術研究所の海水魚陸上養殖風景です。


まずは、ヒラメです。ちょうど100匹います。この冬には出荷可能な1kgとなるでしょう。

5年に渡って海水を換えていない、この水槽の硝酸塩は90mg/Lぐらいです。
今年は実験で1匹成仏させ、この中では1匹死んだだけ。かなり歩留まりが向上しています。


次は

「お、ふぐ。トラフグですね。」
現在、25cmから30cm。刺身にはまだまだ。
トラフグ諸君は、最近やる気が無いようでだらーんとしています。泳がず底にいる奴らが多く心配。
この水槽も3年以上水を換えていませんが硝酸塩は30mg/L。脱窒が効いています。
なんとか1kgまでもっていきたいところです。


そして

「お、オコゼだ。オニオコゼですね。」

かなり大きくなったのですが、
いろいろ実験しているうちに、たったの2匹になってしまいました。
余計なことをしなければ、まだたくさんいたはずなんですが・・・。

私が一番、陸上養殖で期待する魚種なんです。

とっても美味しい魚ですよ。




タイトル順からいうと・・・

「おー、けっこういいカタじゃないですか。キスですね。」

今年の6月初旬に釣ったものです。活かして持ち帰り、今日まで元気に生きています。
餌もバンバン食う。シロギスは意外にも長生きでしかも成長しています。

まぁ養殖、ってのには安すぎてダメでしょうけれど、
餌になれると飼い易いということがわかりました。

シロギスの飼育水槽は円形で流れを作っています。その水槽の下には・・・




「あ、メゴチだ。ネズミゴチですね。」

シロギスを狙うと釣れてしまうメゴチです。これも生かして海から運んだものです。

ものすごく腹が膨らんだ、おそらく抱卵している個体もいます。
でも全然生む気配なし。オスがいないのかも知れません。

オコゼとシロギスとメゴチの飼育水はトラフグと同じです。



「で?どうなの?海水魚の陸上養殖は、うまく行ってるの?」

いやー。この研究所で、はや5年。その前7年間。

もう12年もヒラメやトラフグの養殖と戦っているのですが・・・・

「なに」

最近、すごく思うんだけど、スケールが合ってないなーと、感じています。

「スケール?」

180cm×90cm×高さ60cm水槽なんて、見た目では大きいのですが、

その中で、
体長40cm程度までヒラメやトラフグを、密集して100匹以上も飼うってのは、

可能か?
と言われれば、ハイできます、と答えますが・・・・

一匹の個体からすれば、あまりにも、狭い。

「えー水槽こんなに大きいじゃなぃ。」

グッピーで言えば、大きいコップで飼ってるようなモンですよ、これは。
ホタルで言えば、それこそ小物入れで成虫までするようなモンです。
人で言えば、1Kで生まれてから一歩も出ないで暮らすような・・・・

「なるほどねぇ」

本来であれば、東京ドーム10個以上の水域で暮らしているはずの、
こんな海水魚を、こんな小さな水槽で、養殖するってのが、ちょっと無理っぽい・・・

「まぁ、そうだろうねぇ。」



【そこで一言】
でかい陸上海水生簀を作りたい


いつになることやら・・・(**)

おっと、時間だ。今日はコレまで。


株式会社環境技術研究所
前橋工科大学梅津研究室
Editor (oo)Tsuyoshi UMETSU Ph.D.
Associate Professor 
Maebashi IInstitute of Technoloy