「へ?そんなの、汚くなったらで、捨てて新しい水入れる、で良いんじゃないの?」
そ の と お り
おわりぃ〜。
小さなバットで100匹の2齢幼虫を飼育する説明の続きです。
この方法では、蛍の幼虫に必要な酸素を与える事はできます。
この方法では、蛍の幼虫が、どっかに流されたァという失敗を防ぐことができます。
この方法では、蛍の幼虫が濾材に入りこんで、いなくなった・・・を防ぐことができます。
「いーこと、ばっか、だねー。」
ところが、この方法では、水質というもの維持することはできません。
「水質って、ナニ?」
幼虫を飼育するということは、餌の貝を与えることになります。
その餌を、幼虫が食べる。んで、ふつーに、ウンチをする。
「ぷりぷり。」
ウンチは、汚い。
「きたないねー」
で、ウンチが水に溶ける・・・・なんか濁る・・・・においも、する。
「よし、水換えよう。」
と、言うわけで、ウンチには、アンモニアや他の有害な成分がそれなりに含まれています。
それを、無害な形にするのが、「濾過」です。
でも、濾過を行なうと、その部分に幼虫が入って出てこられなくなってしまいます。
ですから、今回は、濾過をしない方法、
それが
「バットで飼う蛍幼虫の飼育」
なのです。
絶対に換えたほうが良い状態は、「白濁」です。
それから
はじけない泡が、出ている場合。
この2つの場合には、大体アンモニア濃度が5mg/L以上あって、
水棲生物は、とっても気分を悪くします。
水面に鼻を近づけて、くんくんかいで、臭い時。
容器周囲に付いた汚れで臭い場合もあります。
でも、貝殻ごと餌を入れた際などは、貝の中で身が腐っている場合があります。
明るいところで、やりましょう。
「なんで?」
幼虫を、うっかり流さないようにするためです。
エアレーションを外して、バットをゆっくり傾けで水を捨てます。
幼虫は通常は必ず沈むので、ゆっくり捨てれば、ほとんど完全に古い水を捨てることができます。
「あれー。浮いてるのがいるよー。」
多くの場合、浮きがちな幼虫は、体調の悪いものがほとんどです。
でも、生きているのなら、流れないようにして、再度飼育したほうが良いでしょう。
水は、一旦、バケツなどに捨てて、中身を見て幼虫が流されていないかを確認すると完璧です。
とにかく、水道水でも良いですから、一日汲み置きしたものを使用しましょう。
バットが置いてある場所で汲み置きすれば、水温も同じ程度になります。
一番良いのは、バケツに水をくんでおいて、そこでもエアレーションをしていることです。
そうすると、溶存酸素も高く、pHも安定します。
水道水ダイレクトは、バット飼育では危険です。
これは、できるだけこまめにやったほうが、幼虫を傷つけません。
「いじるな!じゃないの?」
そうです。その気持ちを持ちながら、餌カスや貝殻を取りましょう。
「なにそれ?」
脱皮のカワも、それなりに目立ってきます。
こちらも、取ったほうが水質には良いのですが、それほど気にすることではありません。
長く飼育していると、バットの表面なども汚れてきます。
でも、これらの汚れに関しては、それほど気にせず、
あまり神経質にならないほうが良いのです。
バットの壁に付いた汚れは、微生物。
水質浄化に役に立ちます。
バットでの飼育は濾材なし、なのですが、時間がたつと、
バットの底や壁に微生物が定着してきます。
それらは、有機物を食べたり、アンモニアを無害な形にする微生物なので、
よごれだぁ!と思わずに、そのままにしたほうが、
安定な飼育ができると思います。
|
簡単な 平家蛍幼虫の 育て方 次回は
近い将来、
|
|
Associate Professor Maebashi IInstitute of Technoloy |