ぃや・・・それが、簡単な、って言うところに、ミソがあってね・・・・・
「は?」
完璧な、というわけでは、ありませんので、その辺は、ご了解を・・・・
「へ、へぇ・・・」
平家蛍という昆虫の幼虫を、育てるわけですが、
どっから始めるか、いつ始めるか、何十匹何百匹育てるのか、
というあたりで、方法も道具も千差万別となってしまいます。
「そりゃ、そうですね。」
そこで、さりげなく、
運良くどこからか、2齢幼虫を100匹入手できたのです、として、
それを育てる。
この設定と、いたしましょう。
その成虫をふんづかまえてきてぇ、
そっから、卵を何とかして産ませてぇ、
んで、
幼虫だして それ飼ってさぁ、
成虫までもって行く、
っていう
方法がいいなぁ。」
さ、さすがに、それは、 勘 弁 して下さい。
それは、よほどの強烈なる覚悟をして頂かないと、
あなたの努力も、
貴重な野生の蛍成虫も、
見事なまでに、
無駄になる。
毎日、可能な限り、5分間は、観察をしましょう。
どんなに長くとも、1週間に一回は、水を換えましょう。
水温が25℃以上にならないように、置き場所をしっかり考えましょう。
餌の貝として、カワニナ、タニシ、サカマキガイが、
常に身近なところにストックできる状況を作りましょう。
匂いが発生することもあるので、ご家族のご理解を得ましょう。
【道具編】
<飼育容器>
水深5cm位で、500cc〜1リットルぐらい入る、浅めのバットを用意しましょう。
透明だと横からも観察できます。
小さめのプラケースでも良いし、大きめのタッパでも良いですね。
浅いほうが世話がしやすいので便利。
<雑品>
スポイト
ピンセット
小容器(50ccぐらいのビーカーなど)
500ccぐらいの水をくめる容器
餌の貝をストックする水槽(30cm水槽程度)
白いタオル、雑巾、ティッシュ
水温計
以上、100円ショップに、れっつゴーです。
<エアポンプとエアチューブとエアストーン>
エアポンプは、この世で一番の安物が良いのですが、
雑音が激しいと、家族から文句が来るので長続きしません。
エアチューブは、シリコンチューブを使用しましょう。
ビニール系のものは、半年持ちません。
エアストーンは、小さくて丸いもの。セラミック製である必要はありまん。
<水>
水は、塩素除去材(はいぽ)はできるだけ使わずに、一日汲み置きした水道水。
あるいは、バケツに水汲んでエアレーションをし続けた水。
地下水でも、川の水でも良いですが、
普通に水道水使用したほうが簡単で良いと思います。
場合によっては、川水や地下水のほうがヤバイ時も、あります。
「なんで、ハイポはダメなの?」
ぃやいや、ダメというわけではありませんが、少量の水しか使用しないので、
ハイポ入れる量を間違うと、なんか、やだなぁ・・・・と思いまして・・・
「ダイジョブだよ。きっと、ダイジョブ、だいじょぶだよ。」
わかりました。ハイポ使って下さい。
<エアレーションの仕方>
飼育容器には5cm程度の水をはります。
以下は、もんのすごい、重要項目です。
飼育容器の、すみっこにエアストーンを「浮かして」取り付けます。
かろうじて気泡がぶくぶくいう程度にしましょう。
エアレーションのせいで、容器内に強い流れを作ってはいけません。
もー流れなんて、ねぇぞぃ、というぐらい、穏やかな状況としましょう。
「こ、こんなんで、いいの?なんか頼りないなぁ。酸素大丈夫?」
大丈夫大丈夫。水を換えることを前提とした飼育です。
水中の溶存酸素は、それぐらいのぶくぶくで十分。
もちろん、これは、2齢幼虫100匹の場合です。
「はーぃ。これで、いいんだよねー。」
おっと、そこは、直射日光が当たりますね。ダメです。設置場所を選びましょう。
【壮大な設置場所の選択】
「え?・・・・そーか・・・どこがいいかなぁ。コンセントが近くないとダメだし・・・」
「うーん・・・音がうるさいとダメだし・・・・そうだ、風呂場の脱衣所が、いいや」
脱衣所は危険。
万が一泡のついた水が入ると、幼虫は重症になります。
それに、脱衣所は お母さんが洗濯する、お姉さんが髪洗、化粧する、
お父さんが整髪剤を振りまき丹念に髪をかきむしるぅ・・・・
「飛び散る・・・・だめか。」
そうです。
設置場所の選択はとても重要。
でも、容器が小さいので、まぁ移動するのは楽です。
「うーん。じゃぁ、ボクの部屋にするよ。大事に飼うんだ。観察も やり易いしねー。」
暑くない?夏は。
大体、息子娘の部屋といえば、
あぃや、お子さんのお部屋というのは、
日当たりがひじょーに良い、特等席。
最近はエアコンも完備、という場合が多いですね。
「そーです。うしし。」
しかしそこは、蛍さまのために24時間エアコンつけっぱなし体制は、よもやにして取れないでしょうから、
真夏は40℃以上になる可能性十分アリ。
「だめか・・・・えーん。置く場所無いよぅ。」
そうなのです。結構これが巨大な障害となります。
飼育容器の設置場所を
適切に選択する事は、
蛍幼虫の飼育の行方を大きく左右する重要なことなのです。
「うーん・・・どっか、いいところないかなぁ・・・・」
あのね。
「うん」
べ・・・・・
「べ?」
べんじょ、なんてどぉ?
「トイレ?トイレか・・・なるほど。」
トイレは、大体北側で涼しい場所。換気 機能もなぜかバッチリ。
問題は、コンセントです。でも、最近はオシュレットが主流なので、探せばコンセントもある。
「ぉー!いいねぇ。で、でも、置く場所無いなぁ・・・・・トイレには。」
小型の台とかを便器の横や裏に置いて、その上に飼育容器を置くというのはいかがでしょう。
「うーん・・・・それしかないか。でも、そうすると、観察ってのはココでするの?」
そ、そーね。狭いけどね。こう、しゃがんで、しみじみと、観察。
「なんか変だよぅ」
わたし、昔やりましたけど・・・
おっと、時間だ。
今日はコレまで。
|
【予告】 簡単な 平家蛍幼虫の 育て方 次回は
近日、本サイト、
|
|
Associate Professor Maebashi IInstitute of Technoloy |